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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第1章 愛して欲しい



「え」

「俺に何されるか、不安?」
「…………」

「震えてるね」



「…………『こわい』」




「…………」




一言。
それだけ呟けば。
一瞬だけ静止する柳瀬に、一瞬だけした期待。


は。



「駄目」


簡単に裏切られた。



「言ったでしょ。今から犯すって」





にこりと笑う柳瀬は。
獰猛な獣みたいな、顔してた。










「…………っ、やめ…………っ、やだ」




触るたびに響くぬちゃぬちゃって、粘着質な、音。
足元に身体陣取って。
右足の上に、柳瀬の身体。
左足は柳瀬の右手が膝裏を抱えて、足が閉じれない。



「も、ほんと待って…………っ」




どのくらい触られてるのか。
さっきから執拗に突起に触れる指先は止まらない。
止まらないのに。
身体だけが震える。
息が、苦しい。




「イきそうにはなるのにイかないね」



「しら、な…………っ」




「…………未開発?」


「しらな…………っ、ふかん、しょ、ぉなんだ、っていってる!!




「…………不感症、ね」




何やら意味ありげに小さく溢して。
柳瀬の指の動きが、変わった。



「や…………っ!?何…………っ」




ただ撫でるだけだった指先が、緩急つけてあがくように、触れる。
上下に同じリズムで撫でられていた突起が、円を描くように、動きが変わる。



「やだ…………っ!!待ってまってそれ!!やだぁッッ」



ぐ、て。
思い切り引き離そうと柳瀬の腕を掴むけど。
状況はなんも変わんなくて。
指から逃げようと、身体を捻る。



「いやぁ…………っ」



だけど。
両足を完全に押さえつけられてる状況じゃ逃げるなんて出来なくて。



「ッッ」



びくん、て。
身体に力が入る。
背中から。
ゾクゾクって。
何かが。



迫り上がってくる。




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