第8章 適合者
「はぁ!?また鳴海隊長ですか!?」
「落ち着け、保科。今回は自身からの申し出だ」
「ッ!が…?」
なんでや…
は鳴海隊長のこと苦手やって言うてたのに…
僕があんなことしてしもたから?
距離取ってしもたから?
が自分から離れていく…
それがこんなにも怖いとは…
自然と拳に力が入る。
そんな保科にミナはゆっくりと口と開いた…
「は…強くなりたいと言っていた。お前にいつまでも迷惑をかけれんと。保科、は何かを勘違いしているのではないか?」
「ッ!?迷惑!?そんなわけ…!!」
「フッ…一度をゆっくり話をしてみろ。は今日は…」
「ッ!!ありがとうございます!!」
ミナの言葉に保科は頭を下げ、慌てて部屋を出て行った。
そんな保科の後ろ姿をミナは…
「フッ…世話が焼ける奴らだ」
呆れながらも、然し何処か嬉しそうに見送ったそうだ。