第8章 適合者
「ッ、何処や…そろそろ此処通るはずなんやけど…」
"は今日は午後休だ。今は伐虎の散歩に行かせている。は午後休だと知らない。保科、悪いがに言ってきてくれるか?"
ほんま隊長には頭が上がらへんわ…
実は僕も今日は午後休。
話す時間を作ってくれたっちゅーわけや。
まずは謝ろう…
避けてた理由をちゃんと言おう。
もう限界や。
やっぱりもう自分の気持ちを抑えられん。
ガゥーと保科に気付いて反応する伐虎には視線を前に向けた…
『あれ?保科副隊長?…へっ!?///』
「すまんかった!」
突然保科に抱き締められたは大きく瞳を開いたのであった…