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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第7章 代償


「!正気か!?10号の被害は見たやろ!?」

『保科副隊長…私、思い出したいんです。10号と戦えばなにか思い出せそうなんです…』

の瞳は本気やった…

"ガハハッ!ホシナ!やはりはイイ女だな!!!"

『お願いします、副隊長…10号と戦わせて下さい!』

「なっ!///」

そんな可愛い顔でおねだりせんでや…

揺らぐ保科、そんな保科にある人物が助け舟を出す。

その人物は…

"副隊長!!!しっかりして下さい!!補佐官に何かあったらどうするんですか!!!"

「小此木ちゃん…そ、やな…やっぱりあかん!!危険や!」

『うぅ…ダメですか…?』

「うっ…あかん!あかん!!!君が怪我するかもしれやん!」

"ホシナ!!と戦わせろ!!!"

「っるさいわ!黙っとらんと廃棄にすんぞ!…ッなっ!///」

『お願いします…私思い出したいんです。保科副隊長のことも…』

僕は完全に落ちた…


瞳を潤ませてそんな上目遣いでおねだりされたら…落ちやん人間なんておらんやろ。


「ッ…分かった。せやけど条件がある…」

『ッ!分かりました、本気で行かせていただきます』

「望むところや!僕も本気で行くで…」

"ガハハハっ!!いいねぇ、それは楽しみだ!!!"


保科がに出した条件…

それは…


"僕から一本とれたらや…"


刀の達人(スペシャリスト)と呼ばれている保科から果たしては一本取ることができるのか…


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