第6章 眠り姫
「ッ!!すぐ行きます!!」
10号との話が済んですぐのことやった。
が目覚めたと医療班から連絡が入ったんや。
ほんまに良かった…
心の底から安心した。
正直なとこ、この数日全く寝れんかったんや…
「ッ!隊長…小此木ちゃん…」
「私たちもいいか?」
「勿論です!」
どうやら隊長にも連絡が入ったようや。
何処か安堵の表情の隊長…
隊長もずっとのことを気にかけてくれてたんや。
僕たちは急いでの元へ向かった…
長い眠りから漸く目覚めた眠り姫…
然し、眠り姫は目覚める為に代償を支払っていることを知る者は誰1人いなかった。
それは眠り姫自身も…