第2章 青天の霹靂
『んあっ…ッンんっ、だめっ…んぅ//』
「大丈夫や、この時間帯は誰もトレーニングルームにはけぇへん」
そう耳元で囁き、ふっと笑う宗四郎。
鏡越しに目が合い、恥ずかしさのあまり目線を外すも…
『ッやっ…//あっ…』
「こーら、ちゃんと見てや。君は今誰に抱かれてる?」
『あっ…そ、しろう…んっ//』
「せーかい…これから此処でトレーニングする度に君とセックスした思い出に浸れるわ」
『ッ!莫迦ッ//あっ!んっ、んぁっ…あっ…』
意地悪な笑みを浮かべながら腰を回すように打ち付ける宗四郎…
あまりの快感に私はただ声を必死に抑えることしかできない。
2人きりのトレーニングルーム。
いつ誰が来てもおかしくない状況、こんなこと絶対ダメなのに。
目の前の全身鏡には快感に溺れる顔をした私たち…
上の服は着ているものの、下は脱がされ私のナカを何度も行き来する宗四郎のモノが時折顔を出す…
その光景を目にしただけで、お腹の奥がきゅーっと締まる。
「ッは…、愛してんで…」
『あっ、そ、しろ…ンッ…』
優しくでもちょっぴり強引に顎を後ろへ向かされ、甘いキスをされる…
上も下も繋がれば、まるで本当に一つになったような感覚になる…
結局私は彼には甘い。
今だけは誰も来ませんように…と願いながら私たちは互いを求め合った。