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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第6章 眠り姫


「はぁー、バレたか。まぁ仕方ない、ならば無理矢理にでも連れて行くのみ…」


『ッ!嫌!!離してッ!!』

凄い力で腕を引かれる。

必死に抵抗するも身体は少しずつ前へと進み始める…

戻らなくちゃ、宗四郎の元へ…

"僕は君を信じてる、待ってるで!"

"、愛してる"

"…"

『宗四郎ッ…宗四郎…助けて…』

まだ死にたくない、彼と一緒にいたい…

でもなす術がなかった、少しずつ身体が闇に引きづり込まれかけていた。

もうダメだ…

心の中で宗四郎に愛していると伝えた。

その時だった…

「「「うちの娘に何してくれてんだ!!!」」」

突然身体が後ろに引っ張られたのだ。

捕まれてた手はその勢いで離され、目の前が眩い光に包まれたのであった。

あまりの眩しさに目を閉じた…



そして次に目を開けるとそこは…

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