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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第4章 動き出した9号


鳴海said

"最強の部隊の編成が終わったら、私は戦闘から完全に退くつもりだ。鳴海、防衛隊を…この国を頼んだぞ"

あの時の功さんの顔が何故か頭に焼き付いていた…

「功さん…あんたの代わりにコイツだけは…ボクが絶対に討伐する!」

絶対にコイツだけは…!!!

「アー、今日ハココまでにしヨう」

「は?」

何を言っているんだ、コイツは…

「ボク、融合直後ハ拒絶反応が出ルんダ。だからモう帰ル」

「ふざけるな!!!逃すわけがないだろ!」

飛び立とうとする9号に攻撃を仕掛け捕らえた筈だった…

「ハッ…」

「その力の有効性は対少数に限ラれるウエ、相手の防御性能が上回っタ場合…無力ダ」

ボクの攻撃は全く効かなかった…

どうする…どうすれば…

「ッ!!」

「長官を返せ!!!」


鳴海の援護に入ったのはカフカだった…



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