第4章 動き出した9号
鳴海said
「ッ!」
驚いた、はあの頃も強かった。
だが、今はあの頃よりも更に強くなっていた。
ボクであれば1人で十分だが、長谷川でも1人では厳しい数十体の怪獣をは1人で倒し切った。
おまけに…
"解放戦力…88%"
88%を10分キープだと!?
勿論、全解放ではない。
益々が欲しい…
悔しいが、第3部隊に行ってから彼女も強くなったのだ…
刀の使い方が異様に上達しているのはオカッパの影響だろう。
糞っ…
いかん! 今日はボク様の力をに見せつけ惚れ直させるんだ!
「、よくやった。疲れただろ、後はこのボク様に…」
『いえ、大丈夫です』
「なっ!!!(すっごい涼しい顔じゃないか)」
『あの、鳴海隊長…』
の様子に鳴海は察する…
「ああ、妙だな」
『ええ、この感じ…』
やはりも気付いているな。
この違和感に…
「そうだな、そもそもアリ型が地上に出現することがめったにない」
『トンネル工事など地下での遭遇例は稀にありますが…』
「こんなに大規模に地上に現れたのは恐らく史上初だ…何のために?」
『怪獣本来の性質と違う行動…似ていますね、立川基地と…』
「ああ、いるかもしれんぞ。狙いを持った厄介な司令塔が…」
『ッ…』
ならばボク達がすることは1つ…
「行くぞ、」
『はい』
司令塔を見つけ出し、討伐するのみだ…