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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第3章 譲れないモノ


『ンッ、宗四郎…だめっ…//』

「あかん言うわりにココめっちゃ固いで?…誰かに見られると思うて興奮しとるんか?…はヘンタイさんやなぁ」

『やっ…///んんっ、そ、しろうのせい…あっ…』

「まぁ僕のせいやな…でもしゃーないやん?君がこんな可愛ええ姿しとるんやから…」

『ッ!///やっ…んあっ///』

ほら、ちゃんと見て…っとクイッと顎を掴まれ、前を向かされる。

姿見に映る自身に赤面する。

浴衣姿の私…でも宗四郎の手によってかなり着崩れしている。

「めっちゃ似合ってるで…綺麗や…」

『ッ!//…あっ、んっ…そ、しろ…だめっ…//』

鏡越しに絡み合う視線…

開眼した宗四郎はいつもよりも色気が凄い。

きっと彼も浴衣姿だからかもしれない…

後ろから胸を揉まれ、頸に吸いつかれ、印を刻まれる。

普段ならこの時点で、宗四郎とのエッチに溺れている…でも今日はそうにもいかない。

だって…

「そない恥ずかしい?僕の実家でエッチするんは…」

そうなのだ。
此処は宗四郎の実家で彼の部屋…

いつ誰が入ってきてもおかしくない状況なのだ。

それなのに躰は宗四郎が欲しいと疼き始める…

『んっ、ンン…んぁっ…』

「必死に声抑えて可愛ええなぁ…そない我慢されたら声聞きとうて堪らんわ…」

ギラリと鋭く光る宗四郎の瞳に不覚にも私は胸が高鳴った。

その瞳は怪獣を討伐する時に近い瞳だから…


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