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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第3章 譲れないモノ


「!目を覚ませ、オカッパよりもボクの方が顔もかっこいいし、強いだろ!?」

『彼はオカッパではなく、保科宗四郎です。彼は十分強いですし、私は彼の顔がタイプです』

「グサッ)絶対にボクに惚れ直させてやる!!見ておけ!!」

『はぁ…』

「はははー(まじでこの2人の関係ってなにー!?)」

2人のやり取りをカフカはただ黙って聞くことしかできなかった…


『それより鳴海隊長、四ノ宮さんが特訓の相手をして欲しいと言っていますよ』

「僕は忙しいんだ」

『どうせゲームで忙しいんでしょう、相手してあげて下さい』

「なっ!!!いつから君はそんなにドライになったんだ!!昔はそんなこと言わなかったじゃないか!(ますますボク好みじゃないか!)」

『お願いしますね、それでは私はこれで。日比野さんは頑張り過ぎないように!』

「はい!お疲れ様です、補佐官!」

「おいっ!!!まだ話は終わってないぞ!!ー!!!!」

鳴海の叫び声は基地内に響き渡った。

そしてその数秒後…

「鳴海ー!!!!!」

今度は功の声が響き渡ったのであった。

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