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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第3章 譲れないモノ


「はぁー、めっちゃ緊張した!!!」

『ふふ、お疲れ様…』

功さんに結婚の報告も無事済ませた帰り道…

よほど緊張していたのか宗四郎は疲れた表情をしている。

そういえば、2人きりで何を話していたんだろう…

気になって宗四郎に聞いてみた。

すると…

「げっ!//ああ、別に君のこと頼むでーって言われただけや!ハハッ!」

絶対なにか隠してるじゃん…

まぁでもいいか。

宗四郎も、功さんもなんだか嬉しそうだったし…


「その瞳は信用しとらんな〜」

『ふふ、バレちゃった』

「まぁ男同士の約束ってやつや!」

『はいはい、男同士のね』


"保科くん、早く君たちの子供の顔を見せてくれよ"

さっき長官に言われた言葉や。

そんなん言われたら早よ見せやんとな!

絶対恥ずかしがるやろうから、には秘密や。

の両親にも報告しに行ったし、次は僕の家族…

両親はとの結婚はえらい喜んでた。

早速来週帰るんやけど、あんまり気乗りはせえへんよな〜

あんま兄貴に会いたないねん!

顔合わせる度に嫌味言うてくるねんもん。

おまけに絶対に惚れるやん?

せやから気乗りせんねん!けど、は僕の家族に会えるの楽しみにしてくれとるんよな。

日程も決めてしもたし、腹括るしかあらへん…


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