• テキストサイズ

キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第3章 譲れないモノ


「…」

「「えっ?補佐官…?」」


『長官、私も…強くなりたいです。だから…』

功はほんの一瞬、鳴海に目をやり小さくため息をつき、に言葉をかけた。

「、お前の気持ちはよく分かった。然し、昨日のようなことがあってはならん。お前はこれから日比野カフカの相談役としてフォローを頼む。こちらに来るのは週に一度で構わない。その時にでもトレーニングを付けさせる。構わないな?鳴海…」

「フッ…勿論、問題ないです。怪獣8号、ボクはお前の想いも境遇も決意表明も興味ない。結果と実力を示せ。、少し話がある」

『…はい』

「心配するな、俺も一緒だ」

『長谷川さん…ありがとうございます』

「はぁ…いくぞ」

功さんと伊丹副長官に敬礼し、私は先を歩く鳴海隊長と長谷川さんの後を追った。


ほんの一瞬だけ日比野さんの姿を確認出来た。

少し痩せた気はするが、元気そうで安心した。


部屋を出る3人の姿をカフカとキコルはただ呆然と見つめるしかなかった。

「(なんとか首の皮一枚は繋がった…けど補佐官と鳴海隊長の関係が気になるー!!!!)


/ 108ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp