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キミの隣で…【怪獣8号/保科宗四郎】

第2章 青天の霹靂


「、自分が何言うてるんか分かっとるんか?」

自分の聞き間違えかもしれん。

でも確かには言うた、着けやんでええって。

嬉しい反面、なんで急にそないなこと言い出したんか不安にもなった。

それを察してかは…

『私は宗四郎のだよ…』

恥ずかしそうににっこりと微笑むにめっちゃ泣きそうになった。

行ってこいって言うたものの、不安しかあらへんかった。

が僕の隣からおらんくなってしまうんやもん。

信じてる、絶対帰ってくるって…

それでも…不安にはなるもんや。

あんまり出してへんつもりやってんけどな…

「…めっちゃ嬉しいけど…やっぱりあかん!!君を…僕の都合でナカ出しして、薬飲んでしんどい思いさせたあらへん」

ないに等しい理性をなんとか保つ…

せやけどそんな努力もの一言で潰れた。


『宗四郎のモノって躰のナカに刻んで欲しいの…私も不安なの。私がいない間に他の人好きにならないかなって…』

あー、もうあかん。

なんでこんな可愛ええねん、僕の彼女は…

それなら今言おう…

僕は決心をした…





「…結婚しよ?」


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