第4章 欲の続きを、ベッドの上で
再びを抱き締め、身体が重なった。
先ほどまでのやり取りとは比べ物にならないほど激しい律動。
「……っあ、ああっ……んんっ……センラ、さんっ……っ!!」
部屋にはもう、言葉よりも喘ぎとぐちゅぐちゅと2人の間に繋がってる音しか響いていない。
「好きすぎて……お前がたまらん……壊したいくらい、愛してる……っ」
「わたしも……っ、同じ……全部、受け止めて……っ」
その言葉に、センラの動きがさらに強くなる。
「…………壊れるくらい、感じろ……俺の全部、奥まで流し込むから……っ!」
限界が近づき、互いに必死にしがみつく。
「せん……ら、さん……っ、一緒に……っ!」
「……好きや……! 全部、受け取って……イくっ……!!」
全身を痙攣させながら、ふたりは同時に果てる。
「……っああ……中、熱い……っ、センラさんの、全部……注がれて……っ」
「はぁ……っ、奥でぎゅうって……全部、吸い取られた……お前の中、気持ちよすぎて……もう、何も考えられへん……」
そのまま、体を離すことなく、ベッドの上で絡み合ったまま、深く長い吐息を漏らしながら、力が抜けていく身体を互いに感じていた。絶頂の余韻と共に、放心するように静かに瞼を閉じ、ぴったりと寄り添いながら、幸せな眠りへと落ちていった。