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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第9章 酔いの夜、消えない温もり ※微


あっという間に時間は過ぎ、笑い声と余韻で満たされた。

ミ「あ〜、明日も仕事だ〜やだ〜」

相「教師が何言ってる、帰るぞ」

マ「はぁ〜マジかよ…もっとの歌声聴いてたかったぜ〜…名残惜しぃー!!なぁー!お前らもそー思うだろ相澤ァ??ブラドォ?」

ブ「当たり前だろぉ〜!もっと聴いてたかったぜ〜…!」
相「まぁ、それとこれとは別だ」

ミ「否定しないとこかわいいわねイレイザー♡」

相「香山先輩酔いすぎです、ほら帰りますよ」

そのやり取りに、はくすっと笑って頭を下げた。

「今日はありがとうございました。すごく、楽しかったです!」

相澤は一瞬だけ視線を泳がせてから、低く言った。

相「……。帰り、送っていく」

その言葉に、は少しだけ間を置いた。

(この前も送ってもらったし…これ以上、迷惑かけるのも……)

「き、今日は大丈夫です!じぶんで、ちゃんと帰れます!」

相「…まだ酔ってるだろ。危ないから、一緒に行く」

は少しだけ目を伏せ、ふにゃりと笑って首を振った。

「ほんとに、だいじょうぶです。今日はここまでで…すごく、たのしい時間をありがとうございました!」

そこまで言われてしまえば、これ以上強くは言えない。

相澤は一瞬だけ黙り込み、結局、小さく息を吐いて頷いた。

相「…気をつけて帰れ」

相澤は渋々頷きつつも、心配は拭えなかった。

それぞれが別の方向へ散っていく。

は電車に乗り、家へと急いだ。

気持ち悪さはない。
けれど、頭はふわふわしていて、瞼がやけに重い。
眠気と戦いながら、なんとか目を開ける。

「次は〜……」

最寄り駅の名前がアナウンスで流れ、は慌てて立ち上がった。

なんとか寝過ごさずに電車を降りて、夜のホームに降り立つと、春の風がひんやりと頬を撫でた。

「うぅ〜…ねむ…つかれた…さむ…」

足元がおぼつかないまま、ふらふらと家へ向かって歩き出す。

——その時。
背後から、声がした。
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