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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第9章 酔いの夜、消えない温もり ※微


その時、マイクがまた隣から身を乗り出してきた。

マ「なぁなぁ、!相澤とは普段どんな感じなの?」

「どんな…?普通ですけど……すごく頼りにしてます!」

マ「へぇ~。頼りになる、ねぇ……」

マイクはわざとらしく間を置いて、ニヤッと笑う。

マ「…他には?」

「他…?とっても優しいです!」

マ「優しい…か」

一瞬、マイクの表情が揺れた。
すぐにいつもの軽口に戻るが、声の奥に妙な引っかかりが残る。

マ「アイツ結構ドライだろ?それがさぁ……には優しいって?オレには普通に冷たいんだけど???なにそれ、差別?贔屓?どゆこと?」

「えぇ…?どうしてでしょうか……」

首を傾げたその仕草が、また無自覚に火を注ぐ。

マイクは一歩距離を詰めた。
肩が軽く触れ、顔が近づく。

その瞬間。

相「……山田」

低く、冷えた声。

マ「ん?」

相「近い」

短い一言。
だが有無を言わせない圧がある。

マ「……なになに相澤。それ、嫉妬?」
ミ「今のは完全に嫉妬ね~♡」

相「違う」

即答。

マ「ふーん……」

マイクは笑ったまま、わざとらしく肩をすくめる。

マ「じゃあ別にいいよなァ?オレがと話してても」

そう言って、酔いの勢いのままガシッと肩を組む。

「ひ、ひざしさん……!」

マ「なになに~?このまま手ぇ繋いじゃう?♡」

その瞬間。

相「……山田」

さっきよりも低く、静かで、確実に“本気”の声。

相「いい加減にしろ」

空気が一段、冷えた。

一瞬だけ、マイクは言葉を失った。
それでもすぐに笑って誤魔化す。

マ「ひー!こわ!相澤こわ!!!!」

だが、その笑いはどこか乾いていた。

状況が読めず、は困り果てる。
隣のミッドナイトは、完全に面白がっているだけだ。

ミ「青春ねぇ♡」

どうしていいかわからず視線を彷徨わせた、その時。

13号「はーい皆さん注目です!次、オールマイト先生からひとことあります!」

その声に救われたように、場の視線が一斉に移る。
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