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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第8章 注がれる視線、消えない予感


相「朝から災難だな」

「いやぁ……俊典さん効果、すごいですね……」

相「それもあるが」

ちら、と横を見る。

相「自身の影響も大きい」

「え? いやいや、私なんて完全についでですよ」

相(はぁ……)

この見た目で、この個性で。
それでも自分を過大評価しない。

高飛車になってもおかしくないのに、そうならないのは——
の心が、あまりにもまっすぐで綺麗だからだ。

だからこそ。
惹かれているのは、俺だけじゃないんだろう。

相澤と並んで教室へ向かう。
生徒からの視線が突き刺さる。

ひそひそとした声。
スマホを構える上級生。
露骨に振り返る者もいる。

(昨日の今日だもんね……)

気まずそうに笑うと、相澤が一歩前に出る。

相「撮るな。もうすぐチャイム鳴るぞ」

その一言で、空気がすっと引き締まった。

A組の教室に入ると、ざわりと空気が揺れた。

上「先生!昨日ニュース出てましたよね!?」
芦「生で見た人ー!」
峰「オイラ録画もした!!」

「え、えっと……」

相「そこまでだ」

一瞬で静まる教室。

相「昨日の件については、校内での詮索は禁止だ。以上」

ぶー、と不満げな声が漏れるが、誰も逆らえない。

視線を落とすと、前列では緑谷がそわそわし、爆豪は腕を組んだまま舌打ち。

轟は、こちらをじっと見てから目を逸らした。

(…あのこと…、覚えてるよね)

胸が少しだけ、きゅっとなる。

まずは昨日の戦闘訓練の話。

相「さて本題だ…、急で悪いが今日は君らに…学級委員長を決めてもらう」

「「「「学校っぽいの来たーーー!!!」」」」

やりたい、やりたいと一斉に手が上がる。

結局、飯田の提案で投票制となり、委員長・緑谷、副委員長・八百万に決定した。
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