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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第7章 教師としての日々、初めてのキス


それから、アメリカでの生活や仕事の話を簡単に報告する。

エ「……今、恋人はいるのか?」

「それが、いないんですよねー!」

軽い世間話のつもりで、あははと笑いながら答えた。

エ「……なら、焦凍はどうだ」

「……はい?」

エ「今すぐじゃない。雄英を卒業した後でいい。許嫁という形ならどうだ。年齢差も4つだ。2人の子なら――」

「それは、炎司さんが決めることじゃないと思います」

きっぱりと、でも静かに。

「焦凍が本当に結婚したいと思える人と、結婚するべきです」

エ「……まだ先の話だ。頭の片隅にでも、置いておいてくれ」

「…燈矢くんのところ、行ってもいいですか?」

空気を変えるように、話題を切り替えた。

エ「あぁ。もちろんだ」

案内された先には、燈矢の仏壇があった。

エ「終わったら、声をかけてくれ」

そう言って、エンデヴァーは部屋を出ていく。

「……燈矢くん、ただいま」

静かな声で、遺影を見つめる。

「もう7年、経つんだね」

夕日が窓から差し込み、写真をやわらかく照らしていた。

「……会いたいな」

視界が滲む。
燈矢は、にとって初恋の人だった。

「もし生きてたら……どうなってたかな。……まだ、好きだったのかな」

ぽたり、と涙が落ちる。
しばらくして、静かに手を合わせ、仏壇を後にした。

エンデヴァーのもとへ戻る。

「終わりました。ありがとうございました。これから、焦凍のところへ行ってきます」

エ「あぁ。俺は事務所に戻らないといけなくなった。わざわざ呼び出してすまなかった」

「いえ……ありがとうございました」

エ「帰りは運転手に声をかければいい。次は、仕事で会うかもしれんな。……またな」

そう言って、エンデヴァーは背を向けた。
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