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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第7章 教師としての日々、初めてのキス


画面の向こうでは何故か街頭インタビューが生放送で始まった。

「この美しすぎる新人ヒーローについて、どう思いますか!?」

あ、雄英生だ。
顔は映ってないし何年生かわからないけど制服でわかる。

ミ「……絶対に余計なこと言わないで」

生徒「学校でも噂だったんすよ!かわいすぎる先生が来たーって。1年の副担任って、1年ズルいすよね」

「え?雄英の先生なの?」

生徒「え?そうですけど。オールマイトもいるし」

「え、は!?それ本当!?ちょっと!!!上層部に電話!!今すぐ!!」

ミ「あーーーー言ったら大変なことになるってわかるでしょう…誰よあの子…」
マ「終わった…」
相「…………」

は、目の前で起きている事態を、まだまったく理解できていなかった。

職員室の喧騒がひと段落した頃、ようやくは自分のデスクに戻れた。

椅子に腰を下ろし、深く息を吐く。
そのタイミングで、ポケットの中のスマホが震えた。

いや、震えたどころじゃない。
ふと画面を開くと、とてつもない量の通知が並んでいる。

「わぁ……」

その中に、ひとつ――久しぶりに見る名前があった。

〈炎司さん〉

「……あ」

少し迷ってから、メッセージを開く。

〈日本に戻ってきているそうだな。驚いた。今日は色々あって大変だったろう〉

短い文が、いくつか続く。

〈よかったら、久しぶりに顔を見せてほしい。運転手は手配する。夏雄も冬美も、会いたがっている。焦凍も、喜ぶ。燈矢にも、手を合わせてやってくれ〉

最後の一文に、胸がきゅっと締めつけられた。

「……うん」

返事は、すぐに決まった。

〈ありがとうございます。ぜひ伺わせてください〉

仕事をきちんと終わらせ、学校を出ると、門の前にはすでに一台の車が停まっていた。

運転手に合図され、後部座席に乗り込む。

「よろしくお願いします!」

「お疲れさまです」

そう言って、ペットボトルのお茶を差し出してくれる。
張りつめていた気が、一気に緩んだ。

車の揺れに身を任せていると、自然と瞼が重くなってくる。

「寝ていて大丈夫ですよ」

その言葉に甘えて、そっと目を閉じた。
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