第7章 教師としての日々、初めてのキス
相「まずは自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
「すげー面白そう!」「個性思いっきり使えるんだ!」「705mってまじかよ…」
相「面白そう…か。よし、トータル成績最下位のものは見込みなしと判断し除籍処分としよう」
「除籍!?」
相「生徒の如何は先生の自由。ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」
(凄い…)
麗「最下位除籍って…!入学初日ですよ!?いや初日じゃなくても…理不尽すぎる!」
相「そういう理不尽を覆していくのがヒーロー…。放課後マックで談笑したかったのならお生憎。これから三年間、雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。プルスウルトラさ、全力で乗り越えてこい」
そこから体力テストは始まった。
50m走、握力、立ち幅跳び、反復横跳び……
そして今ボール投げ。
∞という結果を叩き出した生徒がいて、思わず息を呑む。
そして次は緑谷の番。
(出久…まだ結果出せてないけど大丈夫かな…?試験の映像見た限りでは凄いパワーだったけど…)
ボールを投げるも46m。
緑「な…たしかに今使おうって…」
相「個性を消した。つくづくあの入試は合理性に欠くよ。おまえのような奴も入学できてしまう」
(消太さんの個性初めてちゃんと見たかも…)
緑谷にかなり厳しい言葉をかけ、2回目を投球するよう言う。
「出久、大丈夫。最小の被害で最大の効果を、ね」
緑「!!!ありがとうちゃん」
ボールを緑谷に渡す。
もう一度、緑谷がボールを投げる。
ビュンッ
今度は遠くへボールが飛んでいった。
緑「先生…まだ…動けます」
腫れ上がった指が気にはなったが、ひとまず良かった。
爆「どーいうことだこらワケを言えデクてめぇ!!」
(信じてなかったんだ…)
今にも殴りそうな勢いで緑谷の方へ駆けていく。
だがそれは相澤は捕縛布によって防がれる。
相「時間がもったいない。次準備しろ」