• テキストサイズ

【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第6章 新たな日々、非合理的な感情


机の下。
ふと、指先にあたたかい感触。

相澤の指と、の手が触れた。

一瞬。
ほんの一瞬なのに。

「……っ」

ぱっと互いに手を引っ込める。
視線は合わない。

けれど、相澤の心臓がやけにうるさい。

相(……なんでだ)

理由なんて、考えたくなかった。
もまた、胸元をそっと押さえる。

ミ「ん?」

何かを感じ取ったように、ミッドナイトがにやりとする。

ミ「相澤くん、顔ちょっと赤くない?」

相「気のせいです」

即答。

マ「お、なんだ相澤ァ〜?」

「……ふふ」

思わず、こぼれた小さな笑み。

その笑顔を見て、相澤は一瞬だけ目を伏せた。

胸の奥が、静かにざわつく。
理由ははっきりしているのに、認めるのは早すぎる。

指先に残る、さっきの温度。
視線が合えば、また引き寄せられてしまいそうで。

――合理的じゃない。

小さく息を吐き、いつもの無表情に戻る。

ちょうどそのとき、空気を切り替えるように、ミッドナイトがグラスを鳴らした。

少しだけ、声のトーンが変わる。

ミ「ヒーローになったら、今度はファンが一気に増えるわよ。気をつけなさいね。私ですら……ちょっとしたストーカーみたいなのいるんだから」

少しだけ真面目な声音。

「そりゃ、睡さん綺麗ですもん。私が男だったら、普通に好きになってます」

ミ「はぁぁ〜〜〜!!!」

勢いよくテーブルに身を乗り出す。

ミ「なにその殺し文句!!、いい子すぎでしょ!!」

ぎゅっと腕を掴まれた。

ミ「もう決めたわ!は私が守る!!」

びしっと指を立てる。

ミ「そこの2人も!護衛、よろしく頼んだわよ!!」

マ「わァ〜ったよ」
相「はいはい」

完全に出来上がっているミッドナイト。

/ 171ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp