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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第6章 新たな日々、非合理的な感情


ミ「“状態を把握できれば”って……小さい頃はどうしてたの?」

「……ほぼ、感覚でした」

マ「感覚?」

「触れた瞬間に、“ここが悪い”“ここは大丈夫”って……なんとなく分かって」

相「……医療知識なしで?」

「はい。だから大きな怪我は治せませんでした。切り傷とか、打撲とか……本当に軽いものだけで」

ミ「……でも」

ミッドナイトは首を傾げる。

ミ「あなた、オールマイトとも関わりがあったのよね?それって…重傷を治してた、って意味じゃないわよね?」

言葉を選びながらの質問。
は、少しだけ笑った。

「俊典さんたちは…」

一拍置いて。

「“治療”じゃなくて、疲労回復をしていました」

マ「疲労回復?」

「はい。個性の使いすぎで溜まった疲れとか、無理をしたあとの体の重さとか……」

ミ「どうやって?」

「ハグです」

「「「…………」」」

「触れている間、全身の細胞をゆっくり元気にする感じで。戦闘後の回復に向いてたみたいで」

マ「なるほどなァ……“ヒーローたちの休憩所”みたいな存在だったわけか」

ミ「……それ、危ないわよ」

少しだけ、声のトーンが落ちる。

ミ「そんな力、欲しがる人が出ないわけないもの」

「……はい」

ミ「例えば他に…、例外みたいなのってあるの?」

店の空気が、また静まる。

「……そうですね、あります」

3人の視線が集まる。

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