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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第6章 新たな日々、非合理的な感情


ミ「そういえば…。4月からはプロヒーローとして表に出るのよね?ヒーロー名はもう決めてるの?」

は少しだけ考えてから、柔らかく笑った。

「……そのまま、名前にしようと思ってます」

ミ「名前?」

「はい」

一度、グラスに視線を落とす。
それから、顔を上げて続けた。

「両親はもういないんですけど……だからこそ、この名前の意味をちゃんと噛み締めたいなって思って」

場の空気が、ほんの少しだけ静まる。

「“こうなってほしい”って願ってつけてくれた名前なので。その想いごと、背負っていけたらいいなって」

深刻になりすぎないように、最後はふっと笑う。

「なので、ヒーロー名もそのままでいこうかなって思ってます」

ミ「……」
マ「……なるほどな」

相「……いい名前だ」

短い言葉だったけれど、相澤のその一言は、やけにまっすぐだった。

ミ「とても素敵な考え方だと思うわ」

は少し照れたように笑った。

「みなさんのことも…」

ミ「私たちはいいの!今日はの日なんだから♡」

「えぇ……」

そう言いながらも、どこか楽しそうに笑う。

こうして、ミッドナイトによる“容赦ない質問攻め”が始まった。

ミ「ところで、改めて聞いていいかしら?」

「はい、なんですか?」

ミ「あなたの個性。“快気”って言ってたわよね。実際、どこまで出来るの?」

少しだけ、場の空気が引き締まる。

「基本は、患部に触れることで細胞を活性化させます。骨折、裂傷、内臓損傷……状態を把握できれば、ほとんどは治せます」

マ「“把握できれば”って?」

「人体の構造や、怪我の程度を理解していないと治せません。だから医学を学びました」

相「……なるほど。合理的だ」
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