第6章 新たな日々、非合理的な感情
ミ「、今日この後って予定ある?」
「え?」
ミ「歓迎会よ♡飲みに行く?それともご飯の方がいいかしら?」
「あ、飲みに行けます!大丈夫です!」
ミ「やった!!じゃあ決まりね!」
ぐい、と腕を組みながら周囲を見渡す。
ミ「どーせ、あんたたちも暇でしょ?」
マ「暇じゃねェっての!でも、もちろん行くぜ!」
相「……俺は忙しいですが」
ミ「じゃあ相澤くんは不参加かしら。せっかくの歓迎会なのに」
相「……行きますよ」
ミ「素直でよろしい♡他の人はどうですかー?」
周囲に声をかけると、皆それぞれ予定があるようで、最終的に4人だけが残った。
ミ「ちゃんとした歓迎会は、また別日にね。今日は“前祝い”ってことで♡」
予定が決まると、軽く挨拶を済ませ、仕事が始まる。
まずは校内案内。
マ&ミ「いってらっしゃーーい!」
二人に見送られながら歩き出すと、相澤は小さくため息をついた。
「みなさん、本当に仲良いんですね!」
相「……そうか?」
他愛もない会話をしながら校内を巡る。
食堂、USJ、TDL、グラウンドβ、運動場γ――
あまりにも広く、設備も充実していて、思わず息をのんだ。
「すごい……。ここで学べる生徒さんたち、羨ましいですね」
相澤は何も言わなかったが、その横顔を、無意識のうちに目で追っていた。
最後に、教室へと足を運ぶ。
相「…ここだ。4月から俺たちが受け持つ、1-Aの教室」
「わぁ……」
扉が、思ったよりも高い。
きっと、ここには本当に様々な個性を持つ生徒たちが集まるのだろう。
ガラガラ、と引き戸を開ける。
「……普通ですね」
相「どんなのを想像してたんだ…」
は近くの席にそっと腰を下ろした。