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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第6章 新たな日々、非合理的な感情


ミ「なにその落ち着きと覚悟……!若いのに完成度高すぎない!?」

ブ「若いのに偉いな〜!」

マ「ちょっとちょっと!そのビジュアルで4月からヒーローデビューしてしかも治癒系!?……相澤、ちゃんと起きてる?今」

軽く肘でつつきながら、マイクは笑う。

マ「今の自己紹介、聞き逃すタイプじゃないでしょ〜?」

視線をから外さないまま、肩をすくめた。

マ「いやそれよりさ、こんな子が来たら、雄英の空気変わっちゃうでしょ?」

職員室をぐるりと見渡してから、冗談めかして続ける。

マ「こりゃ日本中どころか、うちの職員室が一番ザワつくかもね?」

その中で、一人だけ静かに息を吐いた人物がいた。

相「……すごいな」

それは、感心とも評価とも違う。
もっと個人的で、言葉にしづらい何かだった。

「ありがとうございます!」

少し照れたように笑って、頭を下げる。

校「じゃあ紹介ついでに言っておこうか。くんの教育係は相澤くん。4月からは1年A組の副担任もお願いしている」

相「……わかりました」

淡々と返事をしながら、視線だけが、無意識にを追っていた。

全身黒の、眠そうな目をした男。
けれどその瞳は、わずかに見開かれている。

校「それじゃあ次は、私たちの自己紹介だね」

教師陣は順に簡単な自己紹介を終え、その流れで、は相澤の隣の席へと案内された。

椅子に座る前、は小さく身を屈める。

「よろしくお願いしますねっ」

相「……っ」

一瞬、言葉が詰まった。

相「……あぁ、よろしく」

視線が合う。
ほんの一秒にも満たない、短い時間。

それなのに――胸の奥が、かすかにざわついた。

相(……なんだ、今の)

理由はわからない。
年下だからでも、女性だからでもない。

ただ、“目を逸らしたくなかった”
それだけが、妙に引っかかった。

校「じゃあ、手を止めて悪かったね。引き続きよろしく頼むよ」

そう言って、校長は職員室を後にする。

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