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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第5章 約束の続き、色褪せなかった想い


元気だったか、病気や怪我はしなかったか、まだヒーロー目指しているのか、聞きたいことは山ほどあった。

「ええっ!?出久個性出たの!?!?」

1番驚いたのは緑谷に個性が現れたこと。
色々聞いたけど、突然変異的なやつらしい。
爆豪は全く信じていなかった。

「えっ!?!?2人とも雄英!?!?」

そして2人の進学先。

無個性のまま雄英に入った。
爆豪の中で、緑谷はそういう存在だった。
今さら個性が出たなんて、都合が良すぎる。

爆豪は緑谷の話を聞こうともせず、地面を睨みつける。

それでも、が驚いた声を上げるたび、笑顔になるたび、緑谷を見つめるその横顔を、何度も、何度も見てしまう。

終始不服そうな爆豪だったが、質問にはちゃんと答えてくれた。

爆「次は俺が聞く」

元気だったか、夢に近づけたのか、アメリカの生活はどうだったか、そして。

「え?彼氏?」

爆「……あァ」

爆豪はこれがとても気になっていた。
向こうで彼氏は出来たのか、そして今彼氏が居るのか。

「いやーそれがね、そんな暇なくて!誰とも付き合わなかったよ!笑」

爆「…そーかよ」

ほんの少しだけ、胸の奥に溜まっていたものを吐き出すような声だった。

爆「こっち帰ってきてから、これから、何すンだ」

「そうだなー、仕事はするけど詳しいことは今は内緒にしててもいい?」

少し困った顔をしてが言う。
その表情には、どこか言えない事情とほんの少しの後ろめたさが混じっていた。

緑「どうして?」

「うーん、そのうちわかるよ!!」

爆「もったいぶンじゃねェ」

「あ、もうこんな時間!お母さんに怒られちゃうよ!ケータイの番号教えるからさ、また連絡取り合おう!近々また会えるよ!」

たしかに気付けば空はだいぶ日が落ちて暗くなっている。
なんだか急かされながら結局教えてもらえずに、番号だけ交換した。
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