第5章 約束の続き、色褪せなかった想い
爆「なっ!にやってんだ!!やめやがれ!!!」
緑「わっ、ちゃんっ…!」
爆豪に振りほどかれ、反省する。
「ご、ごめん…嬉しくてつい…もう中学生だもんね…」
しゅん、とする。
爆「ちげェわ、まとめんなっつっとんだ!」
「…………?」
ぽかーんとするに、爆豪は1歩前に出てを抱きしめる。
爆「おけーり」
「…っ、ありがとう!勝己!ただいま!!」
自分の身長よりも遥かに大きくなり、それに筋肉まできちんとついている力強い爆豪に少し戸惑いつつも、向こうでは当たり前だった挨拶のハグをする。
そしてもちろん緑谷にも。
とっても動揺していてかわいい。
「出久も、大きくなったね!ただいま!」
緑「うん、おかえり!ちゃん!」
ぎゅっとまた抱きしめ合う。
その様子を見て、爆豪は小さく舌打ちをした。
爆「……チッ」
そのまま何も言わず、数歩だけ離れた場所へと移動する。
最初から、緑谷の会話に混ざる気はなかった。
それでも。
視線だけは、無意識のうちにを追ってしまう。
久しぶりに見る横顔、少し大人びた笑顔。
緑谷に向けられる、変わらない優しい表情。
爆豪はそれを見て、さらに眉間にしわを寄せた。
一通り挨拶が終わったあと、2人の近況について聞いてみる。
爆「てめェが先にさっさと話してどっか行きやがれ!」
緑「ひどいなかっちゃん!僕だって話したいんだ!」
「じゃあ2人に質問ね!」
こうしては2人に同じ質問を投げかけた。