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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第15章 離れる覚悟、近づく気持ち ※微


は周囲を歩いて何かできることを探したが、ホークスの事務所周辺はすでに“完璧に”整えられていた。

ホテルに戻ると、部屋は静かだった。
時計を見ると17時を指していた。

「…3時間か」

ベッドに荷物を置き、ソファに腰を下ろす。

テーブルに置いたペットボトルの水を一口飲む。
ホテルの冷蔵庫に入っていたお酒を思い出して、少しだけ迷う。

(…今日はやめとこ)

シャワーを浴び、髪を乾かす。
湯気の残る鏡の前で、ぼんやり自分の顔を見る。

(…消太さん、今ごろ何してるんだろ)

ふと思っただけ。
深い意味はないはずなのに、その名前を浮かべると肩の力が抜ける。

(仕事、しすぎてないといいけど)

無意識にそう考えて、はっとする。
別に心配する立場じゃないのに、と自分で小さく苦笑した。

ベッドに腰掛け、スマホを眺める。
連絡するほどの用事でもない。
それでも、名前を思い浮かべるだけでなぜか落ち着く。

時計は18:30を回った。

(ホークスさん……)

軽い口調、掴めない距離感。
なのに、目の奥だけがやけに鋭かった。

(興味、って言ってたけど…)

ヒーローとしてか。
それとも、ただの好奇心か。

考えても答えは出ない。

暫くすると、まぶたが重くなる。

――少しだけ。
本当に、少しだけ。

目を閉じた。

コンコン

外から音がして目を開ける。

「ん…」

窓の外にホークスが居た。

「わっ!?もう20:00!?私寝てた!?」

慌てて起き上がり、窓を開ける。

「ご、ごめんなさい!少しだけ寝ちゃってて……!」

ホ「はは、いーよ。こっち来るの疲れたでしょ」

軽く笑いながら、窓枠に手をかける。

ホ「準備あるよね?」

ひょい、と簡単に室内へ。
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