第14章 新たな装い、広がる波紋
だが次の瞬間。
「……あれ?」
アナウンサーがモニターを見て、ふと首をかしげた。
「ちょっと待ってください……。さん……コスチューム変わってません!?」
スタジオがざわつく。
映像が拡大され、数秒の沈黙。
そして――
「かっ……かわいい!!」
思わず叫ぶアナウンサー。
スタジオが一瞬静まり返り、すぐに笑いが起きた。
「ちょ、ちょっと!個人的感想出てますよ!」
「いやでもこれは……!」
コメンテーターも思わず画面を見つめる。
「確かに前のコスチュームも印象的でしたが……」
「これはもう、女神ですね」
「SNSでもかなり話題になっています!」
画面にはリアルタイムの投稿が次々表示される。
『コスチューム変わってる!?』
『え、かわいすぎる』
『女神ヒーローじゃん』
『守られたい…いや守りたい』
アナウンサーが笑いながらまとめた。
「今回も戦闘はなく、救助だけでしたね。早く戦闘シーンが見てみたいものです!今活躍中のさん!今後の活動にも注目ですね!」
そしてそのニュースは、その日のうちに、雄英高校の教師や生徒たちの耳にも届くことになる。
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静かな部屋。
ソファに腰を下ろし、テレビをぼんやりと眺めている相澤の視線が、ふと止まった。
相「……」
リモコンを持つ手が止まる。
画面に映っているのはだった。
相澤は小さく息を吐いた。
相「…はぁ」
少しだけ、目を細める。
相「……目立ちすぎだろ」
ぽつりと呟く。
だがその視線は、画面から離れない。
怪我人に触れ、優しく声をかけている。
その姿をしばらく見つめたあと、相澤は静かにテレビを消した。
そして、小さく呟く。
相「…似合ってるのが、余計にタチが悪い」
相澤は目を閉じ、小さく息を吐いた。
相「……無茶するなよ」
相澤は、の活躍を嬉しく思いながらも、どこか落ち着かない気持ちを抱えたまま、静かに目を閉じた。