第12章 期末テスト
翌日、A組は集まれる人で買い物に来た。
芦「てなわけでやって来ました!県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端!木椰区ショッピングモール!」
緑「個性の差による多様な形態を数でカバー…」
緑谷がぶつぶつ言っている間にもみんなはあちこちに目を向ける。
障子がマネキンと同じポーズを取っていると
「障子くんの体格はマネキンにも負けず劣らずだね、かっこいい」
は小さな拍手すると、障子はドギマギして顔を赤くさせた。
常闇はぶつぶつと呟く緑谷に声をかけた。
常「幼子が怖がるぞ。よせ」
すると周りの人からみんな指をさされた。
客1「あっ!あれ!雄英生徒じゃん!」
客2「1年!?」
客3「テレビで見てたぜ!」
客たち「「「体育祭ウェーイ!」」」
麗「うぉぉ…まだ覚えてる人いるんだ…」
「すごいな…」
切「みんな目的バラけてっし、時間決めて自由行動すっか」
芦「賛成ー!」
切「今1時だから、んじゃ3時にここ集合な!」
一同「異議なーし!」
こうして各々行動を始めた。
芦「繋原ちゃーん!一緒に見よっ!」
そう言って勢いよく腕を引っ張ってきたのは、芦戸だった。
人混みのショッピングモール、彼女の明るさに押されるまま、は芦戸と一緒にいくつかの店を回ることになった。
「わ、わっ……芦戸さん、ちょっと待って……!」
芦「えー、だってさ、繋原ちゃんってさ、私服あんま持ってないって言ってたじゃん?一緒に見ようよ!せっかくだし!」
「う、うん……」
芦「はいこれ!どー?これとか!こういうの絶対似合うと思うんだよね!」
「えっ、こ、こんなに可愛いの私が……?」
芦「似合うよー!ってか、繋原ちゃん、もっと自分に自信持ちなよ!
あっ、こっちは?ちょっと大人っぽくてカッコいいやつ!」
次々と服を手に取り、鏡の前にを立たせる芦戸。
「え、えぇと……」
芦「やっぱかっこいい系もいけるじゃん!あー迷うー!」
テンションMAXな芦戸に押されっぱなしで、気づけば店を何軒も巡っていた。
芦「よーし!今度は靴屋さん行こう!」
「えっ、ま、待っ……!」
芦戸は小走りで人混みに飛び込んでいく。
「あ……」