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キバナさん 男娼を買う

第8章 褒美






 がし、とレイの後頭部を掴んで、
 自身に押し付ける。

 「んぐ…、」

 「舐めろよ。」

 そう言うと、
 レイがオレさまのズボンを脱がせて
 ぴちゃぴちゃと舐め始めた。
 ギプスで体を支えて、
 空いている手で根元を包む。

 「んっ…んっ…。」

 レイがぬるぬるした棒を口に飲み込ませた。
 いつもと手つきが違う。

 「んぅ、は、ぅ…。」

 ぺろぺろと犬のように鈴口を舐め回し、
 そのまま先だけ咥えられた。
 口内が蠢き、舌が絡みつく。
 動画の成果はあるらしい。

 「はあ……ッ、」

 思わず息が漏れた。
 すでに勃起してしまっている牡に
 さらに熱が集まった。

 「…ん、んぅっ…。」

 レイは口淫に夢中になっている。
 先を咥えていたのをゆっくり茎まで口内に埋まる。
 そのまま抜き差しが始まり、
 唾液と先走りが混ざって、
 ぱちゅ、ぱちゅ、と音が鳴り始めた。
 目の前の肉棒に奉仕するレイは
 子犬のように見える。

 「……ッ、もっと、動き速くしろ…」

 オレさまがそう言うと、
 レイがさらに抜き差しを速める。
 抜く直前に吸われて、
 根元は片手によって快感を与えられる。
 目の前が白く霞み、波に、飲み込まれていく…

 「……、ッ、やべ、出る…」


 オレの言葉を聞いたレイが、
 ぐぽ、と喉奥まで一気に飲み込んだ。

 「んんっ…!」

 レイがずずずっと棒を思い切り吸う。
 頬肉が横に擦れて肉棒が圧迫された。

「……――ッ!」

 どくん、と心臓が震え、
 そのまま絶頂に達した。


 「く……はっ……ッ」

 1ヶ月ぶりの放精に、快感がほとばしる。
 目の前がチカチカして…、気を失いそうだ。

 「んぐ、んっ…んっ…」

 オレさまが達したことも気にとめず、
 レイはまだ口淫をやめなかった。
 棒を出し入れすると、
 レイの口から精液が溢れて、
 頬まで白くどろどろし始めた。

 「……、ッ、」

 まだ雄からは液体が飛んでいる。
 ガウンを掴んで射精感に耐えた。
 どぷ、どぷ、と出す度に、
 レイの口から白い液体が溢れ出る。




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