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キバナさん 男娼を買う

第8章 褒美






 「キバナさま。」

 オレさまがシャワールームから出ると、
 レイが入口で待っていた。
 髪は少し濡れたままで、
 フェイスタオルを首に巻いている。

 「寝る。飯は明日だ。」

 「かしこまりました。」

 「お前は食ってから寝ろ。
  あと髪乾かせよ。」

 「はい。」

 ほんとは鎖繋げてから寝たいけど、
 そんな元気もない。

 レイの肩を押して道を開けさせると、
 またベッドになだれ込んだ。
 すぐに瞼が重くなって、目が閉じる。
 ま、いいか。明日は
 1ヶ月ぶりの、休みだし…ゆっくりして……。
 



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