第8章 褒美
「……うぐ、ぐ、っ」
わざと自分の手で鎖を引っ張ると、
首が締まり、息が苦しくなる。
それが心地いい。
僕はキバナさまのモノだ。
僕は性欲処理として飼われていて、
それが続く限り、ここにいられる。
「ぅぐぐッ……んん!」
ずぼぼ、と棒を吸い上げた。
……やった、上手くいった。
「……んん、む……。」
あとは魅せ方を練習すれば……。
タブレットを床に置いて、
棒を貪った。
鎖がじゃらじゃらと鳴る。
頭の中でキバナさまの顔を想像した。
キバナさまにもっと尽くしたい。
キバナさま、キバナさま……。