第9章 リード
「勃ってるけど?」
「ぅ……。」
結局抑えられなかった。
キバナさまに抱いてもらえると
想像するだけで感じてしまった。
昼の緩い刺激も相まって、
キバナさまの指の感覚が僕を興奮させている。
ズボンの上には既にテントが張っていた。
熱い。そして、辛い。はやくイきたい。
キバナさまが、
僕のズボンの上から、
優しく撫でた。
「苦しいか?」
「はい…。」
キバナさまが僕の下の服をとっぱらった。
僕の雄が、ぽろ、と顔を出す。
ズボンに引っかかって跳ねた雄は、
完全に上を向いていた。
僕のお腹にくっつきそうだ。
「ぁ…。」
キバナさまがそれを見てけらけら笑う。
…笑い事ではない。
「ちょっとでかい。勃起すると多少マシだな。」
キバナさまが僕の雄を
ぺちぺちと叩いた。
僕の雄はそれに反抗するように、
固く、熱く、反り立っていて、
キバナさまが手にひっかけて収めようとしても、
また、びん、と元に戻った。
完全に勃起してしまっている。
「は、触ってないのに。」
キバナさまかそれを見て舌なめずりする。
でも、やる気になってくれたなら、
それでいいか。
「ん…キバナさま…。」
脚でキバナさまの股間に触れる。
柔らかいけど、少しだけ熱い。
余裕の差がかなり出てしまっている。
…我慢できるだろうか。
「解さねえとな。」
足をがば、と広げられる。
そうだ。解さないと。
自分で後ろに手を伸ばすと、
手を払われた。
「今日はオレさまがやる。」
「ぇ…?」
いつも自分で解すから、
キバナさまは僕に触れたことがないはずだ。
というか、触れようとしなかった。
汚らしいと言われればそれまでだ。
僕の穴は、たくさんの肉棒が行き交った跡地だ。
だから、キバナさまは興味がないんだと思っていた。
そう、思っていた…のだけど。