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キバナさん 男娼を買う

第9章 リード








 そう思っていたのは、
 夕飯の前までだった。

 「シャワー浴びて準備してこい。」

 「女性は…?」

 「断った。お前に相手してもらう。」

 その言葉に、胸がどくりと高鳴る。
 抱いて…もらえる。
 気持ちよくしてもらえる。
 キバナさまに、恩返し、できる。

 「はい。」
 
 昼に焦らされたせいで、
 むらむらしてしまっていた。
 考えるだけで勃起してしまいそうだ。
 気持ちを抑えて平然を保つ。
 
 それなのに、キバナさまは
 それを知ってか知らずか、
 僕の腰に手を絡めた。

 「ひっ…」

 服の上から双丘を撫で始めた。
 するすると手が僕の身体を行き来する。

 「準備はしていい。だが、解すなよ。」

 「ぅ…ほぐ、さないと…キツいと思います。
 僕も、キバナさまも…。」

 「いいから。」

 主人がそう言うなら仕方ない。
 僕が頷くと、キバナさまが笑った。

 「いっぱいヨクしてやる。」

 「ぁ……」

 双丘の溝に指が入り、
 下着がくい込んだ。
 それだけで僕の雄に熱が溜まったのは、
 気の所為だと思いたい。



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