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【ハイキュー!!】Re:Re:【月島蛍】

第1章 ボーイズ&ガールズ








「……ちょっと待って。よく考えてみて。人気ない方がよくない?だってライバルがいないってことだよ。私だけがあなたの魅力に気づいているっていうことでもあるわけじゃん。それって最高に最高で最高過ぎる展開ではありませんこと?」
「、また漏れてる。全部駄々洩れ、垂れ流し」
「…………聞かなかったことにしてくれませんか」
「無理。あんたさ、思ったこと口に出るクセ治しなよ。聞いてて恥ずかしいわ」
「治せるもんならとっくに治しておりますがな」

友人は呆れたようにため息を吐いた。
私が月島蛍に好意を寄せていると言うことはクラスの大半が知っているらしい。
何故バレたのか。
理由は簡単で、私が思っていることを度々漏らしているから。

「確かに月島くんはかっこいいけどさ。結構口悪くない?特にあの影山くんとか日向くんといる時とか」
「これだから月島蛍初心者は」
「月島蛍初心者ってなに」
「月島蛍はね、誰かを煽ったり誰かに皮肉を言っていたりする時が最も生き生きとしていてそこがいいんだよ」

ふふんと胸を張って答えると「理解ができない」と言われてしまった。
いずれわかるさ、いや、やっぱわからないままでいて。
そこに気づいてしまった瞬間、全人類月島蛍の沼にハマって出られなくなる。






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