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【ハイキュー!!】Re:Re:【月島蛍】

第1章 ボーイズ&ガールズ








「そんなに月島くんの汗かいてる姿が見たいなら、バレー部の練習見に行ったらいいじゃん」

体育の授業はバドミントンだった。
私と友人は壁に寄りかかって談笑している。
簡単に言えばサボり。

友人の言葉に私は目を見開いた。
何をいっているんだ、こいつは。

「お主は運動部の練習を覗くという行為がどれだけ危険か知らんのか?」
「いや、知らないよ。つうか危険ってなんだよ。口調もおかしいし」
「少女漫画読んだことないの?イケてる面した人気のある男が運動してるってだけで女どもは群がるんだよ。しかも大体の奴等は当て馬ときた。私にそのうちの一人になれってのか?」
「そこまで言ってないでしょうが。つうか、バレー部が使ってる体育館に人が群がっているところ見たことないんだけど」
「おい!!それはバレー部が!!!月島蛍が人気ないって言ってるのか!?」
「めんどくさいな!!情緒不安定になんないでよ」

友人の言葉が聞き捨てならず思わず胸倉を掴んでしまった。
それは素直に謝ろう、熱くなりすぎた。
だがしかし、まるでバレー部が人気ないというような、しかも月島蛍の魅力に誰も気づいていないと言うような言い方は許せない。




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