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【ハイキュー!!】Re:Re:【月島蛍】

第1章 ボーイズ&ガールズ







月島蛍の両隣はどちらも女子だ。
机をくっつけて一緒にみるという行為に抵抗を感じるのだろう。
わかる、わかるよその気持ち!!!
でも、できるなら私じゃない方に行って!
ああ、でもやっぱり待って。
私じゃない方に行ったら、それはそれで悲しい寂しい苦しい辛い。
でもでもでも、45分という時間を月島蛍を浴びるのも苦しい辛いしんどい。
どうしようどうしよう。
私の命運は月島蛍に握られている……!!

「悪いけど、教科書一緒に見てもいい?空知さん」
「はみゃっ」
「なんて?」

ま、さ、か、の、私だった………!!
なんでなんでなんでなんでなんでなん……、

「喜んで!!!」
「声でか」

人の理性は簡単に崩れ落ちることを知りました。
ガタガタと音を鳴らして、机をくっつける月島蛍。
は、はわ、はわわわわわわっ。
月島蛍がすぐ隣にいる。
すぐ近くにいる。
月島蛍の体温を感じる。
体育をしたあとだからか、熱いんですけど。
まって!!!
私、汗臭くないかな!?
制汗剤やればよかった。
心臓がドラミングを起こして痛い。
心臓内科に予約しなくちゃ。
ナイスって親指を立てるんじゃないよ、友人たち!!

その後の記憶はほぼない。
授業はちゃんと聞いていたようで、ノートはちゃんととってあった。
けど、何も覚えていない。
なんか、小難しい化学式を解いたことしか記憶にない。
あと、月島蛍の字が驚くほどキレイだったってことしか覚えてない。
私の煩悩よ、グッジョブ。

「教科書、ドウモ」
「イイエ、コチラコソ」

授業が終わると同時に、月島蛍は何事もなく机を離す。
漸く解放されたことに安堵を覚える。
天国だったけど、地獄みたいな時間だった。
月島蛍の隣で息をしているというだけで、脳が思考を停止したもんね。

放心状態の私を見かねた友人が、「お昼休みだよ!!弁当食うべ!」と私の腕を取って、教室から連れ出した。





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