第16章 ❁気づいたコト 蜂楽 廻
『ッんっ…あっ、め、ぐる…やっ///』
今日はお家デートのはずだったのに…
「だーめ、もっと俺を感じて?」
逃げる腰をガッチリと掴まれ、私の感じる場所をピンポイントで突き上げる廻…
いつもよりも色気が凄い廻に胸がずっと高鳴っていた…
『んぁっ、ンンッ!あっ、やっ//』
声を抑えようと必死に塞いでいた手を掴まれ、ベッドに縫い付けられる…
「エマの可愛い声聞かせて?…やっぱり下に優がいるから?…あっ、締まった…にゃはっ、ほんとエマって可愛い…」
『め、ぐ…ッああっ!!』
廻の容赦ない突き上げについに声を出してしまった私…
下に優さんがいるのに…
でももう限界だった。
『あっ、ああっ、廻…廻…んぁっ///』
「あっ、エマ…超絶可愛い…ねぇエマの彼氏は誰?」
『んあっ、、めぐる…ああっ!!!』
「ピンポーン!ッ…分かった?だからもう二度と他の男のことかっこいいって言っちゃダメだよ?」
私は何度も何度も頷いた。
まさか廻がこんなに嫉妬深かったなんて…
あんなこと言わなければよかった…っと心の中で私は後悔した。
事の発端は数時間前に戻る…