第14章 温泉旅行　凪　誠士郎

『んっ、んはっ…あっ…凪く…んっ』

「ん？なに…っ？」

腰の動きを一度止めて、顔を覗き込んでくる凪くんに私は途切れそうな意識を持ち直して質問する。

『どうして浴衣着たまんまなの…？あっ！//』

「んっ、だって浴衣姿のエマレアじゃん？超可愛いし、脱がすの勿体無いじゃん」

そう、ほとんど着てないに等しいけど浴衣を着たままエッチをしているのだ。

勿論凪くんも…

着崩れした浴衣の襟から顔を出す凪くんの上半身は更に逞しくなっていた。

そのせいかドキドキが止まらない。


それに…

『へっ！？//んあっ、あっ…！』

凪くんの言葉がすごく嬉しかった…

嬉しさに浸るのも束の間…再び始まる律動。

全身に甘い快感の電流が流れ、頭の中がふわふわとし出す…

『んぁっ…ぁあっ、あっ！』

「エマまじで可愛い…この姿は俺だけのモン…好き…」

『ッ！//あっ、私も…好き…凪くんが、、ひゃっん！//』

凪くんのモノがナカで質量を増す…

苦しいのに気持ちが良くて堪らない。

「そんな可愛い顔して言われたら大きくなる。俺を煽るエマが悪い…ッ」

『んっ、あっ…なぎく…激しっ…ああっ！』

腰を回すように子宮の奥を突き上げられる…

全身を襲う快感の波に抗うことはできなかった。

もう限界…

「くっ、エマ…とりま1回イくよ…」

『ああっ！んっ、凪く…好きっ…ひゃぁん！！』

「ッ！…俺もエマが好き…」


ラストスパートをかけるように一気に腰の動きが激しくなり、そして呆気なく私たちは達したのであった…