第11章 ❁甘い誘惑 士道龍聖
「はっ!?もっかい言ってくんね?」
『ッ…私龍聖くんとエッチしたい…///』
いつも通り俺の彼女であるエマちゃんを彼女の家へ送り届け帰ろうとした時、突然腕を掴まれてエッチしたいと言ってきたのだ。
雷に打たれたような衝撃が全身を駆け巡る…
彼女からのエッチのお誘いってこんなにもヤベェ感じ?
エマちゃんとは付き合って半年くれぇ経つけど、まだセックスはしたことがねぇの。
してぇよ?でも俺が歯止め効かなくなりそうだから…
エマちゃんを悲しませたくねぇの。
初めてなんだわ、こんな風に…
サッカーみてぇに愛せるモノができたのは。
俺の欲望だけでエマちゃんを失うのが怖かった。
でももう無理…
『ッ!んぅ…ん、はっ//』
俺はエマちゃんに齧り付くようなキスをした。
突然のキスに大きく瞳を見開いたエマちゃん…
ほんの少し空いた隙間から舌を忍び込ませて可愛い舌に絡みついた。
ここが外とかどうでもいい、エマちゃんからのお誘いだぜ?
止めれるわけねぇじゃん…
『ん、りゅ、せーくん…待って、家入ろ…?///』