第8章 ハジメテ 潔 世一
「腰、大丈夫か?」
『う、うん///』
ハジメテのエッチは凄く良かった。
改めてよっちゃんからの愛を感じれた気がする。
心も身体もよっちゃんでいっぱいだ…
甘い空気が漂う室内…
私はずっと気になってたことをよっちゃんに聞いた。
『ねぇ…そのなんでシようと思ってくれたの?』
よっちゃんと付き合って一年、キス止まりだった私たち。
強化合宿に参加すると言ったっきり連絡が途絶え、突然U-20との試合に出場したよっちゃん…
それから2日後の今日、突然エッチしたいと言い出したのだ。
「ああ、その…蜂楽って奴がいてさ、エマのこと聞かれて凄ぇ可愛いって言ったの。そしたらそんな可愛い子だったら他のヤツに取られるかもしんねぇぞって言われてさ…それで…//」
『へっ//』
よっちゃんの言葉についつい顔が赤くなった。
「格好悪りぃよな…ッ!エマ?」
私はよっちゃんに抱きついていた。
『そんなことない、凄く嬉しい…私はよっちゃんだけだよ』
「エマ…俺も!お前だけだ!」
よっちゃんの手が背中に周りぎゅっと抱き締められる。
よっちゃんの胸に顔を埋め、彼の体温を直に感じる…
少し会ってないだけなのに、身体つきも前よりも逞しくなった気がする…
そんなことを考えているとようやく気づくのだ…
お互い裸だということに…
『はっ!///ご、ごめ…きゃっ//』
「今のはエマが悪いからな…」
そう言いながら私を見下げるよっちゃんの表情は色っぽい
そして太腿に固いモノが当たる…
『ッ!//よっちゃん…?』
「もっかいいいか?」
そんな顔で言われれば…
『お手柔らかにお願いします…///』
断れる訳ない。
これが私とよっちゃんのハジメテのお話…
___fin___