第1章 甘い朝 凪 誠士郎
ギシギシっとベッドの軋む音が行為の激しさを物語っていた。
『あっ、ン…んぁっ、やっ、ぁあっ、ふ、んっ///』
「可愛い…、声我慢しないで?聞きたい、エマの声』
後ろからぎゅっと抱きしめられて、耳元で甘い声で囁きながらも腰の動きは止まらない…
腰を回すように打ち付けられ、そしてナカを犯される…
再び押し寄せる快感の波に必死に耐えていた。
あまりの快感に涙が溢れ出して彼の枕を濡らす。
もう身体は限界…
意識がふわふわっとし出したところで、身体をくるっと回転させられる。
『な、ぎくん…ッあっん!///』
「イくときはエマの顔見たいから…」
凪くんの言葉が嬉しくて堪らなかった…
彼の首に腕を回してそっと触れるだけのキスをした。
『凪く、ん、すきっ』
「ッ!俺も…エマ好きだよ…」
唇が重なり、舌を絡ませ合う…
互いを求める甘くて激しいキス…
そして再開される律動…
『あっ、ぁあっ、ン、あっ、も、イッちゃ…ぁあん!』
「はぁっ、俺も…も、イく…くっ…」