第5章 狼さん 氷織 羊
『あっ、ふ…ンんっ、やっ…ぁっ、よーくんっ…』
目の前で可愛く乱れるエマ…
目隠しをされ、手を縛り上げられているエマ…
その姿はあまりにも妖艶だ。
エマとは付き合いは長いけど、えっちの数は少ない方やと思う。
理由?
互いに実家やし、僕もサッカーしてるからあんまり一緒に過ごされへんねん。
エマも僕もゲーム好きやから、オフの日は僕ん家でゲームして遊んでる。
ほんまは逢えばえっちしたいねんけど、あんまりがっつきすぎるのもあれかと思うて我慢してたんや。
でももう無理かもしれん…
こんな風にえっちするのは初めてやからか、やけに感じてるエマが可愛いてしゃーない。
ほんまは今すぐにでもエマのナカに入りたい。
せやけど、これはお仕置き…
エマのスマホに表示されてた名前を見た瞬間、めっちゃ嫌な気分になった。
なんで烏とLINEしとるん?
エマは僕のもんや…
気が付けばエマを押し倒してた。
エマは僕のんやって全身で確かめたかった。
『ふぁっ、ンんっ、ようくん…ようくん…ぅうっ…』