第4章 彼女のバイト 凪 誠士郎
こんなこと外じゃ絶対やんない俺を心配したのか、エマは優しく俺の名前を呼んだ。
思ってたことを呟いた…チラッとエマに視線を移せば、エマは小さく笑いそして謝ってくれ、なんでここでバイトしてるのかを教えてくれた。
俺のために…?
そりゃ新作のゲームは欲しい、でも俺はエマがそばにいてくれたらそれでいい。
なんならこのメイド服で1日俺と過ごすってのもアリ。
まぁゲームはレオが今度試合に勝ったら買ってくれるって言ってたし。
『黙っててごめんなさい。凪くんを驚かせたくて…』
しょんぼりとするエマが可愛すぎて今すぐ抱きたくなった。
今日で終わりならこのまま連れて帰ってもいいよね…?
なんか叫んでるレオを放置してさっさと家へと帰った。
-----
『あっ…ンんっ、な、ぎくん…』
「なに?」
ふにふにとエマのおっぱいを揉んだり、吸ったりしてると俺の名前を呼ぶエマ…
分かってる、エマが言いたいこと。
太腿をスリスリと擦り合わせるエマ…
そろそろ触って欲しいんでしょ?
でもエマが言うまで触ってあげない。
俺の為とは言え、俺に黙ってメイドカフェで働いた罰だ…
「エマ、ちゃんと言わなきゃ俺分かんない」
俺の指はエマの唇をそっとなぞった…