第4章 彼女のバイト 凪 誠士郎
ちゅ…くちゅっ…ちゅっ…
『んぅ…ふっ、ンんっ…///』
「ンっ…可愛い…」
そのままエマを担いで自分の家へ連れて帰ってきた。
ベッドに押し倒し、エマの唇を欲望のままに貪った。
薄らと目を開けてエマに目をやれば、俺の服をぎゅっと掴み、目を閉じて顔を真っ赤にし必死に俺のキスに応える姿が映る。
その姿があまりにも可愛すぎた。
レオとたまたまメイドカフェの前を通り過ぎた時、窓からエマを見つけた。
エマにすげーそっくりだなーって思ってたらエマだった。
フリフリのミニスカを穿いたエマはそこにいるメイドさんたちの中で1番可愛かった。
こんな可愛い姿、俺の前でしたことがない。
正直すげームカついた。
俺に内緒でこんなとこで働いて、こんな愛想振り撒いて…
だからお仕置きも兼ねて意地悪した。
萌え萌えきゅんは可愛いすぎた。
でもこの萌え萌えきゅんは俺だけじゃなくて、他の奴らにもしてきたと思えば余計にムカついた。
ほら、レオだって顔真っ赤にしてたじゃん?
チェキだってめっちゃ距離近いし。
我慢の限界だった。
逃げようとするエマの手を掴み、そのままキスした。
俺のエマだから…