第27章 「花の匂いは誰のもの**」
(……あ)
奥を探っていた指が、ある一点を擦るようになぞる。
「っ、ぁあ……っ!」
今までとは違う、鋭い快感が奥を走った。
背中が大きく反り返って、スカートを握る指に力がこもる。
「……当たり」
先生の口から、満足げな笑い声が零れた。
見つけたその場所を、執拗に何度も何度も擦り上げる。
「あぁっ……やっ……!」
波のように押し寄せてくる快感に、もう息をするのも精一杯だった。
「っ、せんせ……わたしっ、あ……っ!」
「ん、いいよ。いって」
一番敏感な場所を、ざりっと撫で上げられた瞬間――
「ひっ……あっ……! あっ、あああっ……!」
お腹の奥から強い痺れが駆け抜けて、身体がびくびくと大きく跳ねる。
その間、先生は私の体をしっかりと支えてくれていた。
やがて、ぬちゅと音を立てて中から指が引き抜かれた。
指が抜けたあとも、まだじんじんと奥が疼いている。
先生は引き抜いたばかりの指をじっと見つめてから、その濡れた指先に舌を這わせた。
「あー……たまんない」
うそ、っ……な、舐めた!?
先生は私の反応なんてお構いなしに、ひどく満足そうに目を細めている。
その顔があまりにもいやらしくて、頭がくらくらした。
たまらず先生の手首をぎゅっと掴んで、口元からその指を引き剥がした。
「先生っ! そんなの舐めたら、お腹痛くなっちゃいますよっ!」
そう訴えると、先生は一瞬きょとんとした顔をして。
けれどすぐに、ぷっと吹き出して、肩を揺らしながら笑い始めた。
「あははっ! は、ほんとかわいいね。僕は、飲みたいぐらいだよ」
飲みたいだなんて!!
なに言ってるの、この人……!
へんたいすぎる。
恥ずかしすぎて、まともに顔も見られない。