第27章 「花の匂いは誰のもの**」
そんなこと言われたら、もうじっとするしかなくなる。
(ん……っ、どうしよう……)
自分でも、あそこがじわっと濡れ始めているのがはっきりとわかる。
先生はそんな私を見透かしたみたいに、制服の上から腰のラインをなぞった。
「。少し、腰あげて?」
先生に誘導されるまま、膝立ちの姿勢にさせられてしまう。
ソファーの上でバランスを崩しそうになって、咄嗟に先生の肩に両手をついてしがみついた。
ほんの少しだけ身体が離れてできた、わずかな隙間。
そこに、するりと先生の手が滑り込んできた。
「……っ、せんせ……っ」
スカートの裾がめくり上げられて、先生の指が下着のクロッチ部分に触れる。
「あ……っ!」
思わずびくっと身体が大きく跳ねるのを、先生のもう片方の手がしっかりと腰を抱いて受け止めた。
下着越しに押し当てられた指の腹が、割れ目をなぞるように、奥から手前へとゆっくり引き上げられていく。
「ひゃ……っ、あっ……」
指が動くたびに、ぞくぞくと甘い痺れが下腹部に広がっていく。
自分でどうすることもできないまま、ただその感触に翻弄される。
「ここ、すごく熱いね。も期待した?」
「……っ、や、ん……っ」
これ、つらい。
下着の表面を滑るだけの指は、一番触って欲しいところには決して届かない。
じわじわ撫でられるだけの感触が、たまらなくもどかしい。
(もっと……直接、触ってほしい)
頭ではダメだってわかっているのに。
焦らされるような動きのせいで、自分からもっとその指に擦り寄ってしまいそうになる。
もどかしさに耐えきれなくて、ぎゅっと先生の肩を掴む手に力が入った。