第22章 「可惜夜に眠る 中編**」
「や、ぁ……そこ、また……っ、あ、ああっ……!」
ぬちゅ、ぐちゅって。
粘り気のある水音が、いやらしく部屋中に響き続けてる。
(だめ、あ……これ――)
先生が奥を叩くたびに、お腹の奥がギュッと引き絞られるような感覚に襲われる。
もうなにも、かんがえられない。
いきできな、い……っ
視界が霞んで――
「っ、ん……ぃ、く……っ……!」
喉の奥から、悲鳴みたいな声がこぼれた。
全身がきゅうっと痙攣して、何度も小さく跳ね上がって。
脚がガクガクと震え、ぐしゃぐしゃにシーツを握りしめた。
「……っ、ぁ……あ……、は……っ、ぅ……」
全身の力が抜けて、指の先まで感覚がふわふわしている。
頭はぼんやりしていて、どこか遠くにいるみたい。
(……ちから、入んない……)
そう思った瞬間だった。
「……終わりじゃないよ?」
その声が、ひどく甘くて、ぞくりとするほど冷たい。
「まだ、僕イってないんだから」
「……っ、え……」
先生は私を抱き起こして、ベッドにうつ伏せに押しつけられた。
視界は枕に埋もれて、腰だけが高く持ち上げられる。
「な、何……っ」
無防備になった背中に、熱くて重い身体がのしかかった。
そして、考える暇など与えられないまま――
「ん、あっ……やぁ、ああ……っ!」
再び奥深くまで一気に貫かれた。
(……っ、いま、イったばっかり、なのに……)
お腹の奥は、さっきの余韻でじんじん疼いてるのに。
そんなのお構いなしに、後ろから激しく突き上げられる。
「あっ、あっ、あっ……っ、や……ん、っく……!」
唇を噛んでも、泣いてるみたいな声が漏れてしまう。